JACETバイリンガリズム研究会編 2003 『日本のバイリンガル教育ー学校の事例から学ぶ』三修社
目次
第1章 世界のバイリンガリズム
1 バイリンガリズムの基本概念
*Bilingualism 2言語使用、2言語併用 (early/late)(simultaneous/successuve)=(elite/popular) (passive/receptive) (coordinate/compound)
*Bilingual education (transisional/maintenance) 同化ーsubmersion 継承言語教育ーheritage language education
*Immersion 1965 カナダ・モントリオールのサン・ラベール幼稚園から 早期・中期・後期
*Independence hypothesis 相互依存仮説 Cummins1980 氷山の図 共有基底言語能力 Common underlying proficiency モデル ←→ Balance theory 均衡説
*BICS vs. CALP 生活言語能力・学習言語能力 Basic interpersonal communicative skills Cognitive/accademic language proficiency
*Threshold hypothesis しきい仮説
* L1 vs. L2 母語の定義
* Language transfer 言語間転移
2 その歴史と多様性
* 欧米に於けるバイリンガル教育
* 移行型 transisional → 維持型 maintenance 継承heritage
3 オーストリアの場合
*学校での言語教育 6歳ー 外国語必修(クロアチア・チェコ・英・仏・ハンガリー・伊・スロバキア・スロベニア)
* BVS プログラム ウイーン市のバイリンガリル教育プログラム (視察レポート)
第2章 日本のバイリンガル教育
1 イマージョン型(加藤学園・沼津市)
2 帰国生向けプログラム
* Enpowerment Proguram 言語維持伸長型(啓明学園・慶応湘南藤沢・ICUHS)
* Readjustment Program 再適応集中型(教育大附属)
* Collaboration Program 特殊保持伸長型(お茶の水女子大附属小帰国児童学級)
3 中学校・高等学校の国際コース・国際学科 (千里国際学園/大阪インターナショナルスクール)(都立国際高校)
4 継承言語教育型(横浜山手中華学校)
5 インター型(カネディアンアカデミー・横浜インター・西町インター・清泉インター・セントメリーズインター・東京横浜ドイツ学園・サンモールインター など)
6 小学校英語教育 (FLES--Foreign Language in Elementary School) (青山学院初等部)
7 移行促進型 (Transitional Program) (中国帰国者定着促進センター)
第3章 言語発達段階における諸問題と解決策
1 言語喪失 Attrition 聞く・読む力(受容能力)のほうが、話す・書く力(産出能力)より維持しやすい/習得した発音は喪失しにくい
2 言語維持 Maintenance
おわりに 日本の外国語教育への示唆
付録:バイリンガリズム用語解説
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