Friday, October 15, 2004

山本雅代編 1999 バイリンガルの世界 大修館書店

日・英バイリンガルの子育ての経験談をあつめたもの。

サタデースクール
家庭での識字指導
ドーマン法(フラッシュカード/視読語彙指導)
2言語・文化の意義
帰国子女の英語保持
日本のイマージョン

などの内容。それぞれが具体的・体験的な内容(ケーススタディ)。
それにしても、22例のアンケートでレポートが書けちゃうの?という気もしないではない。

だいたい、バイリンガリスムに対して相対的に+評価 (他の価値観への理解・許容など)
しかし、その困難・苦労も伺われた。
また、イマージョンに関しては、成績のよくない、あるいは、学習適性が低い学習者でも、有害な影響はないという。開始後、5〜6年で学習成績に優位を示すようになる、とも。
英・日のイマージョンにばかり注目が集まるが、本当に「必要」とされているのは「日・中」とか「日・葡」とかのような気がする。

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